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チクタク食卓(上)


チクタク食卓(上) 高山なおみ (購入)

 「日々ごはん」の料理本。2005年の高山家の食卓が写真、メモ、ときどきレシピで綴られています。(上)は6月まで。

 最初は夜読んでいたのですが、こういう食べ物ばっか出てくる本は、自分もなんか食べながら読みたいよなと思い、それからは朝4時におきて、前日に買っておいたパンを食べながらコーヒー片手にソファで読む・・・というスタイルに。朝食&弁当作りを始めなきゃならない5時までの1時間、かなりの至福の時間でした。
 一人でおいしいもの食べながら本を読むのが、やっぱり一番好きな時間かも。また喫茶店に行ってコーヒー飲みながら本読もう。

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小さなパリジェンヌ


小さなパリジェンヌ 雨宮塔子 (図書館)

 何でこれ借りたんだったかなー?
 空いた時間に片手間に読める本が欲しかったんだったっけ?
 TBSアナウンサーのときのイメージとはちょっと違ってた。
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ニューヨークのとけない魔法


ニューヨークのとけない魔法 岡田光代 (図書館)

 あー面白くなかった。

 最後まで読んだ本をブログに記録することにしてるんですが、この本は、この一言が書きたいがために最後まで読みました。

 新聞の書評でも、一般の方のレビューでも好評、心温まるエピソード満載・・・ってことだったので読んでみたんですが。
 去年『ルポ貧困大国アメリカ』を読んで、アメリカへの憧れがゼロになってたことも無関係じゃないだろうけど、多分一番の原因は、作者の書きっぷりが好きじゃなかったこと。なんかいちいち大袈裟で。そんなたいそうな感想持つような出来事か??と。

 だいたい自分をエッセイのネタにするときって、笑える失敗談とか、こんなふうに思ってしまう私ってちょっとイタイよねとか、やや自虐っぽく自分を落とすと思うし、それでこっちも親近感もって分かる分かる~とかあはは~とか気分よく読めるんですが、この人の場合、自分が出てくる話はたいてい褒められたとか、何でも楽しめる素敵な自分♪みたいな感じで、読んでて「はいはい、分かりました」って気持ちになった。

 なんて思うのは私の心が狭いせいなのかな??
 ま、それでもいいけど。なんにせよ久しぶりに読んだこっつまらない本でした。
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山田風太郎育児日記


山田風太郎育児日記 山田風太郎 (図書館)
 

長女の生後十ヶ月目の育児日記にはこうある。

「八月十三日(土)晴:佳織、夜十二時になりても騒ぎて眠らず、灯を消しても暗さの恐怖知らざれば平気にて、上機嫌でアーアーという。余は眠るに能わず、仕事をすることも能わず、やむなく家の外に出てタバコふかしおりしが、これもばかばかしくなりて入り、ついに佳織に葡萄酒を飲ます。てきめんに寝てしまう。ヤレヤレ」

 気持ちはよくわかる。わかるが、あまりにも大胆である。


 たまたま見つけた「本のメルマガ」の柳瀬徹さんの記事「育児と書」のこの部分を読んで、これは面白そうだぞと思い、『山田風太郎育児日記』を読んでみました。
 (この紹介者である柳瀬さん(書店員を経て編集者になった方だそうですが)の文章、すごく好き。一文が長くて例えが面白い。)

 さて本書ですが、一気にぴゅーーーっと読んでしまった。面白くてどんどん進んでしまって、もったいなかったほど。
 こう思った、ああ思ったといちいち書かず、多くの日は単に出来事を書いてるだけの、冷静でちょっと距離がある淡々とした文章が、逆に笑いや涙を誘います。単なる出来事の記録(しかも著者のファンとか知り合いでもなく、まったくの赤の他人の育児日記)でさえ、うまい人が書けば、こうも面白いんだな。幸せな気分になりました。

 長女佳織さんの誕生から中1の年までが書かれているこの日記、佳織さんが結婚するときに渡されたそうです。これ以上の結婚祝いはないな。
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箸の上げ下ろし


箸の上げ下ろし 酒井順子 (図書館)

 もう少し酒井節に浸りたくて借りてきました。テーマもまた「食べ物」。
 NHKのきょうの料理の連載をまとめたもので、「場所」「道具」「郷愁」「場合」の4つのテーマで、それぞれ十数個のエッセイが載っています。
 
 もちろん中身も楽しく読みましたが、あとがきが特に良かったです。
 今は、誰が誰とどこで何を食べても、それは異常でも正常でもなく、食シーンはものすごく多様。でも「毎日、何かを食べている」ということだけは、今も私たちに共通している、と。 
 なんかすごく「おおー」と思いました。国、宗教、性別、年齢、状況、趣味、性格・・・なにもかも違う人間同士が、共通してやってるのが「食べる」ということかぁと思うと、食べることが壮大かつ偉大なものに思えました。

 そんな偉大な「食」だから、「ああ、これ食べたらまた太る。私ってほんと意志が弱い」なんて思わず、ああおいしー!!と素直に食べるべし!と、またしても食欲をコントロールできない自分を正当化する理由を見つけてしまいました。
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