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インターセックス


インターセックス 帚木蓬生 (図書館)

性の尊厳を巡る書き下ろし医学サスペンス
「ひとは男女である前に人間だ」。インターセックス(男女どちらでもない性器官をもっていること)の人々の魂の叫び。高度医療の聖地のような病院を舞台に、医療の錯誤と人間の尊厳を問う書き下ろし長編。

出版社HPより

 先日読んだ『エンブリオ』の続編にあたる本。
 岸川医師の病院に新たに勤めだした女医の、男性でも女性でもない性“インターセックス”の患者らとの関わりと、彼女が、『エンブリオ』で描かれた岸川医師の周りで連続して起きた事故死に疑問を持ち、真実に迫る過程との2本柱のストーリー。

 岸川をモンスターというわりには、非常にあっさりとした結末だったな。結末だけじゃなく、重いテーマなはずだけど、全体通してさら~っと進んでしまい、特に感情移入もできず、問題喚起された感じもなく。

 でも一つ印象に残る部分が。

医学というのは人々の救済の歴史であった一方で、人々を正常と異常に分けて、片方を一方的に患者に仕立て上げるという残虐の歴史も持っています。いわば自然の摂理、神への反逆が医療の歴史だともいえるのです。


 肌の色が黒かろうが白かろうが黄色かろうが、どれもありのままでいいのと同じで、男性でも女性でもない生殖器をもっていても、だからといってそれのみで異常(病気)ではない。問題はその身体的な特徴ではなく、それを異常と思ってしまう人間の意識(無意識のうちに少数のものを異常、不快と思ってしまう)なんだろう。
 
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本:小説 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
第3の人生の始まり | top | パタポン2

comments

ciao*さん、こんばんは。
なかなか重いテーマの小説のようですね。1作目の方はそのうち読んでみようと思います。
ところで、この作者の名前ってなんと読むのでしょう。
okada | 2009/01/27 | URL [編集] | page top↑
オカダさん こんにちは。
テーマ、重いですよね。でもなんかさらりとしてる感じがしました。
1作目のほうが面白かったです。
あとは以前読んだ『閉鎖病棟』はもうちょっと読み応えがあったような。

そうそう、読めませんよね~
ははきぎ ほうせい さんです。私もやっと覚えました。
ciao* | 2009/01/28 | URL [編集] | page top↑

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